“How are you?”

 

と聞かれたら、何と答えますか?

 

子供に英語を教えたり、塾で英語を教えたりしていると、とても気になります。

教科書や参考書の ”How are you?” への答えが、いまだ主に “I’m fine, thank you. “ということです。

 

以前書きましたが、最近の英語の受験問題や教科書が変わってきているような気がしていたのですが、この点はまだまだ。

 

インターナショナル幼稚園に通わせているママ友が、「うちの園の外国人教師も、まったく同じことを“日本の英語教育の問題点”って言ってた」と

言っていました。

 

実際、私も留学したとき大変困りました。

 

「元気ですか」と聞かれ、元気じゃないときはどうしたら良いのだ・・・と。

 

たとえ元気だとしても、会うたびに “I’m fine, thank you. And you? “では、かなりつまらない人間ではないだろうか、と。

 

 

・・・ということで、先週、「会話メインで」というリクエストで受け持っている小学4年生の男の子に、

 

“How are you? への答え方いろいろの授業をしました。

授業後にホワイトボードを撮影してみたのですが、見にくいですね・・・

 

秒速であちこちに興味が移動 する子なので、苦戦中(笑)

 

娘にも、生徒にも同じ。
英語も学んでもらいたいのは、受験で優位になるためでなく、

コミュニケーションできる機会を増やしてあげたいからなので、

自分の気持ちをしっかり伝えられるような学ばせ方でなくては、と思います。

 

ちなみに、何冊もテキストを見れば、”How are you? “への答え方が数パターン紹介されているものもちゃんとありました。

 

逆に受験のために英語を・・・というスタンスの方は、また別の見方をしなくてはいけませんけどね。

塾で教えるには、「受験英語」の生徒のほうが、教えるほうは断然ラクです!